大学生が無視できない”留学デメリット”9選

留学

留学にもデメリットがある?

こんにちは、皆さん!いきなりですが、大学生の間で留学ってどんなイメージ持ってますか?ワクワクするような海外の風景、未知の文化との出会い、そして確かにそこには語学能力の向上という大きなメリットもありますよね。言ってしまえば、英語力が上がること、海外経験を積むこと、自立すること、これら全てがあなたの成長を後押しする素晴らしい機会。そう、基本的には留学はメリットだらけなんです。

でも、皆さん、ちょっと待ってください。すべてがすべてメリットばかりとは限らないんです。留学には見えないデメリットも存在するんですよ。だからこそ、私はこの記事を書いています。なぜなら、留学を考えている皆さんには、全ての事情を知った上で最善の選択をしてほしいから。

ですが、その前に一つだけ確認しておきたいことがあります。それは、私の考えがあくまで「デメリットは存在するけれど、それらはメリットを上回る」ということ。この記事の目的は決して留学を否定するものではなく、皆さんが留学のデメリットについて理解し、それでも留学する価値があると感じることです。

皆さんが留学を検討する際に、「これは大したデメリットじゃないな」と考えていただけるよう、私が思う大学生が留学する際のデメリットを列挙してみました。それらをじっくりと読んで、留学という大きな選択をするための参考にしていただければと思います。

では、これから一緒にデメリットを見つつ、その裏側にあるメリットを見つけ出していきましょう。留学という貴重な体験を全うするための一助となれば幸いです。

大学生が留学するデメリット9選

デメリット1:留学後、学年が下がる問題とその対処法

では、いきなり一番気になるであろうデメリットから見ていきましょう。それは、「留学から帰国した後、学年が下がる」という問題です。これは多くの大学生が留学を考える上で、避けては通れない問題点ですよね。

思い出してみてください。あなたが大学に入ってからこれまでに築いてきた友人関係、学びのパートナー、そして何より、あなたが信頼を寄せていた同級生たち。留学を選んだ結果、彼らとの日々を少し遠ざけることになるかもしれません。そして、留学から帰国した後、あなたがクラスを共有することになるのは、元々より1年下の学年の皆さんになります。

そして、そこには確かに問題があるかもしれません。例えば、テスト前に頼りにしていた同級生からの過去問が手に入らなくなるかもしれない、という事態です。そう、テスト対策の難易度が一気に上がってしまう可能性もあります。

でも、ちょっと待ってみてください。ここで一度深呼吸をして、全体像を見つめてみましょう。確かに友人関係がリセットされるかもしれません。しかし、それは同時に新たな友人関係を築くチャンスでもあるんです。

考え方を変えれば、1年下の学年の皆さんと一緒に授業を受けることは新しい視点を得る絶好の機会。新たな友人関係を築くことは新たな視野を広げる好機。だから、このデメリットも実はあなたの成長の一部。見方を変えれば、これもまた留学のメリットになるのです。

だから、皆さん、ちょっと踏み出す勇気を持ってみませんか?留学という名の冒険へ。そしてその冒険の果てに見えてくる新たな人間関係と視野、それがあなたの人生を豊かにする一部になるはずです。

デメリット2:留学経験が就職活動に影響を与える可能性

次に触れていくデメリットは、これまた大学生の皆さんが気になるであろう「就職活動への影響」についてです。皆さん、少なからず企業の中には「留学=遊び」と考えているところも存在します。これがあなたの留学経験を評価してくれない企業、あるいは望んでいた企業に就職できない可能性を生んでしまう、というわけです。

しかしここで、一度立ち止まり、この状況をよく考えてみましょう。あなたが留学に価値を見出し、自身の成長のために留学を選んだとするなら、それを遊びと低く評価するような企業で本当に働きたいと思いますか?価値観が合わない企業で働くことは、結果としてあなた自身の満足度を下げる可能性があります。

だからこそ、このデメリットは同時に「価値観の合わない企業をフィルタリングする機会」にもなります。もしも留学経験を「遊び」とラベル付けする企業があれば、それはあなたと価値観が合わない企業かもしれません。それを採用活動の段階で見抜くことができれば、自分に合った企業で働く確率を上げることができます。

だから、皆さん、もしも「留学経験が就職活動に影響を与えるかもしれない」と心配するなら、その心配を力に変えてみませんか?それはあなたが自分に合った企業を見つけるための一つの指標になるはずです。

デメリット3:留学で英語力が思ったほど伸びない現実

そして、第三のデメリットとして挙げられるのが、「英語力が思ったほど伸びない現実」です。あなたがもし留学先で英語を学ぶ予定なら、この点はよく考えておくべきです。海外で1年間過ごせば自動的に英語がペラペラになる、なんて思っている大学生が多いのも事実ですが、この考えは少々甘いと言わざるを得ません。

特に、英語力がそれほど高くない状態で留学すると、1年で英語がペラペラになるのはかなり困難です。だって、語学学習は結局のところ、毎日の努力の積み重ねがものを言うんですから。言葉は一朝一夕で身につくものではありません。必要なのは一貫した努力と継続です。

だから、ここで言いたいのは、もし留学を通じて英語力を伸ばすことが目標なら、それには相当な努力が必要であるということ。ただ海外で生活しているだけでは、必ずしもあなたの英語力が飛躍的に向上するわけではありません。もちろん、留学生活自体があなたに新たな視野をもたらし、英語力向上の良い環境を提供しますが、それを最大限に生かすためには自身の努力が欠かせません。

これは一見、デメリットに見えますが、自己成長を促す素晴らしいチャンスでもあります。自分で課題を見つけ、それを克服する力は、これからの人生で大いに役立つでしょう。

デメリット4:英語が話せないことで帰国後バカにされる可能性

英語が全然話せないことによる失望感。これは、留学後に自分が思っていたほど英語が話せないことによるフラストレーションや、あなたの周囲の人々からの失望感を指しています。

とくに日本では、「留学=英語がペラペラになる」という一般的なイメージが広く共有されています。そのため、留学を経験したあなたに対して、「なんか英語喋ってみてよ」と期待を込めて言われることも多いでしょう。それがクリアできないと、「お前留学で何してたんだよ」と言われ、あなた自身も英語力が伸びなかったことで自己否定的な気持ちになるかもしれません。これがデメリットです。

でもちょっと待って、ここで大切なことを思い出してください。あなたが留学した理由は、他人のため?他人の期待を満たすため?もちろん、そうではないですよね。あなたが留学したのは、自分自身のため。自分自身の成長のため、新たな体験を得るためです。

英語が思うように話せないことに失望感を覚えるのは当然ですが、それはあなたが新たな課題に直面している証拠でもあります。それを乗り越えることこそが、留学という経験の本当の価値を引き出します。言語の壁に直面し、それをどう乗り越えるか。それこそが真の学びではないでしょうか。

最後に、あなたが英語を完璧に話せなくても、それは決してあなたの留学経験を否定するものではありません。あなたが得た経験、知識、視野の広がり、それらは誰にも奪えないものです。そして、それらはあなたがこれから成長していくための強力な武器となるでしょう。だからこそデメリットだと思わず、自分を信じて、自分のペースで進み続けてください。英語が話せないという「失望」デメリットも、あなたの成長の糧となるはずです。

デメリット5:帰国後の日本社会への適応困難とその解決策

さて「帰国後の日本社会への適応困難」についてお話ししましょう。これは、あなたが留学で得た自由で開放的な視野と体験が、帰国後の日本の社会生活と乖離していることによる違和感です。これが留学後のデメリットとなります。

特に若い大学生の皆さんにとって、留学から帰国した後、一般的な就職活動に取り組むことは、しばしば違和感を伴うことでしょう。黒いスーツに身を包み、企業説明会に参加し、手書きの履歴書を作成し、取り繕った面接をし、時には圧迫面接に臨む。これらの日本特有の就職活動のプロセスは、日本で生活していた人々にとっては当たり前のことかもしれません。

しかし、留学を経験し、自由な世界を見たあなたにとっては、自分を束縛するかのように感じるかもしれません。自由で多様性のある留学の経験から一転して、これらの一見独特なルールに従うのは、まるで自ら牢獄に入るような気分になるかもしれません。

でも、ここで大切なのは、この違和感をデメリットと捉えるのではなく、そのように感じること自体が、あなたが留学で得た視野と経験がある証拠であり、それはあなたがこれから社会に出て活躍するための力強い武器になるということです。

そして、何よりもあなたが自分自身で選択をして、自分の道を切り開いていく力があることを忘れないでください。それが留学から帰国したあなたが持つ、最大の強みでもあります。

最後に、この適応困難は時間と共に必ず緩和します。何事も新しいことに対する最初の違和感は大きいものですが、経験と時間が解決してくれます。

デメリット6:留学で人生が変わらなかった時の心の整理法

留学の魅力の一つは、その経験が「人生を変える」可能性を秘めているという期待感であることは間違いありません。だからこそ、多くの大学生が留学を夢見て頑張っているわけですよね。「留学すれば、私の人生が変わるかもしれない」という思いは、留学を目指す多くの学生の胸に共鳴することでしょう。

しかし、リアルな話をすると、留学したからといって、必ずしも人生が一変するとは限りません。留学しても人生が大きく変わらなかったと感じ、落胆することもあるでしょう。これが、留学がもたらす別の一面、すなわちデメリットとなる場合もあります。

しかし、ここで大切なのは、「人生を変える」ことは結局のところ、自分自身の手にかかっているということです。留学はその手段の一つであり、可能性を広げる一つの機会です。それは、新しい環境で新たな経験をするためのステージです。しかし、そのステージで何をするか、どう成長するかは、あなた次第です。

つまり、留学しただけでは、人生は1mmも変わらないかもしれません。しかし、それは留学のせいではなく、その経験をどう活用するか、どう努力するかが問われているのです。

なので、もし留学しても人生が思うように変わらなかったと感じたら、デメリットと捉えるのではなく、それは新たなスタート地点と捉え、再度自分自身と向き合い、どう変わりたいのか、何を達成したいのかを見つめ直す絶好の機会とすることが大切です。それぞれの経験が、あなたの人生の豊かさを作り出す糧となるのです。

まとめると、留学が人生を一夜にして変える魔法の杖ではないことを理解し、自分自身の努力と成長のための一つの手段として留学を活用する視点を持つことが重要です。そして何よりも、自分自身の成長と変化を信じることが何よりも大切なのです。

デメリット7:留学費用の調達による生活の犠牲

さて、留学に関しては様々な利点があると語られますが、それにはしっかりとした「投資」が必要ですよね。そう、それは時間やエネルギーだけでなく、リアルな「お金」のことです。なんと言っても、留学には多額の費用がかかるのが現実です。この留学費用を調達する過程が、生活における犠牲を伴うというのが、留学を考える上で無視できないデメリットとなり得ます。

例えば、自分で留学費用を捻出する必要がある学生は、多くの時間をアルバイトに割くことになるでしょう。これは貴重な時間とエネルギーを投資することを意味します。そして、その多くのアルバイトは、やむを得ず単純労働で、それを通じて得られるスキルは限られているかもしれません。

この間に、他の学生たちはインターンシップに参加して実践的な経験を積んだり、友人との時間を楽しんで人間関係を深めたり、あるいは自分の関心を追求して価値ある時間を過ごしているかもしれません。その点を考えると、留学資金のためのアルバイトは、ある種の「機会費用」を伴うと言えます。

ただ、それを全て悪いこととは言えませんよね。アルバイトにより得られる経験もまた、留学のための一つのステップとなり、人生における大切なレッスンになり得ます。努力と忍耐、責任感やお金の価値について学ぶ機会です。ただし、その一方で生じる可能性のあるデメリットを理解し、自分が何を犠牲にして何を得るのかを明確にすることは重要です。

要するに、留学費用を自分で調達するためには多くの時間とエネルギーを投資する必要があり、それはあなたの他の価値ある活動を制限するデメリットの可能性があるということを念頭に置くべきです。それが自分にとって最善の選択なのか、よく考えて見る必要があります。

デメリット8:海外かぶれの問題とその対処法

皆さん、留学することで身につくもの、学べることは無数にありますよね。新たな文化を経験し、自己成長を促す機会を得られるのは素晴らしいことです。しかし、そこにはデメリットもあります。それは、留学生が”海外かぶれ”になる可能性です。

留学して様々な衝撃を受けることは当然のことでしょう。たとえば、アメリカであれば、人々の活力や発展した資本主義社会を目の当たりにします。イギリスであれば、歴史的な建築物や多様な人種が存在する生活環境に触れるでしょう。そんな新たな環境との出会いは、視野を広げ、考え方を深めます。

しかし、その一方で、「日本って遅れてるな」「日本の労働環境は悪すぎる」「日本人は働きすぎだ」「日本人はもっと人生を楽しんだ方がいい」などと、日本を否定するような言動を繰り返す人もいます。それは、自分が海外の文化や価値観に深く染まりすぎて、日本の良さを見失い、海外至上主義に陥る可能性を示しています。

この「海外かぶれ」は、自分だけでなく、周囲との関係にも影響を与える可能性があります。適度な批判的視点は大切ですが、否定的な言動は他人を遠ざけ、自分自身の視野を狭める恐れがあります。

では、どうすれば「海外かぶれ」デメリットを避けられるのでしょうか。まずは、留学体験を通じて得た新たな視野や価値観を、日本との比較や批判だけでなく、自己成長や理解の拡大というポジティブな観点から捉えることです。そして、自分が日本人であることを忘れず、日本の文化や価値観も大切にすることです。

デメリット9:留学後の「バックパッカー」問題とその対応策

皆さん、留学という経験は、生涯忘れられないものになるでしょう。新たな文化、人々との出会い、そこから学ぶことは数えきれないほど。しかしその一方で、留学後の問題としてしばしば指摘されるのが「バックパッカー」問題のデメリットです。

留学を経験した大学生の中には、海外での刺激を再び求めて、留学後も世界を旅する「バックパッカー」になる人もいるのです。旅行によって新たな視野が広がり、世界の多様性を学ぶのは確かに良いことです。しかし、その一方で、「バックパッカー」になることで就職活動を避けている場合、その結果は必ずしもポジティブではないかもしれません。

バックパッカーとしての旅は、新たな見識や体験を提供しますが、それだけで人生が本質的に変わることは少ないでしょう。また、就職活動を逃避している場合、旅が終わった時に待つ現実は厳しいものかもしれません。

では、この「バックパッカー」問題のデメリットにどう対処すればいいのでしょうか。まずは、自分が何を目指し、何を達成したいのかを明確にすることが重要です。そして、その目標を達成するためにはどのような行動が必要なのかを考えることです。海外旅行がその目標達成にどのように貢献するのか、それとも邪魔になるのかを検討することも大切です。

留学や旅行は人生を豊かにする一方で、それらが目標達成の道を遠ざけている場合、そのリアリティを直視する勇気も必要です。その上で、留学や旅行の経験を自分の成長やキャリア構築にどのように活かすかを考えていくことが大切と言えるでしょう。

おわりに

さて、今回は留学のデメリットについて、深く掘り下げてみました。各デメリットとその対策について詳しく説明してきましたが、これらは決して留学そのものを否定するものではありません。むしろ、留学という価値ある経験をより良いものにするための参考材料として捉えていただければと思います。

留学は、人生における一大決断であり、その選択を慎重に考えることはとても大切です。また、留学に向けて準備を進める中で、多くの疑問や不安が浮かぶこともあるでしょう。それらは全て、自分自身の成長に繋がる大切なステップです。

留学を考える皆さんが、この記事を参考に、より深い洞察を得て、自分自身にとって最善の道を見つけられますように。そして、留学が皆さんの人生を豊かにし、新たな視野を開くための一歩となることを心から願っています。

留学は旅の始まりであり、それぞれの経験が自分自身の一部となり、これからの人生を豊かにする貴重な財産になります。その旅路で出会う困難やデメリットも、自分自身を成長させ、強くするための大切な経験です。

最後に、あなたが選んだ道があなたにとって最善の道となり、そしてあなたが選んだ道があなた自身を最善の自分に導くことを願っています。

それでは皆さん、留学という素晴らしい旅路を心から楽しんでください。

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