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キャビンアテンダントがうつになる6つの理由:女社会の怖さ

  • 投稿日時:8か月前

キャビンアテンダントという職業は、多くの人々から見て華やかで魅力的なものと認識されています。しかし、その背後には見えない大きなストレスと厳しい訓練が待っています。そして、その過酷な環境はキャビンアテンダントがうつ病を発症するリスクを増加させる可能性があります。

この記事では、私が以前キャビンアテンダントとして働いていた経験をもとに、キャビンアテンダントがうつ病になりやすい要素を明らかにします。具体的には、初めての同僚との緊張、訓練の厳しさ、頻繁なテストという、一般的に認識されていないストレス源を詳細に紹介します。

これらの要素がどのようにキャビンアテンダントの心身に影響を及ぼし、うつ病のリスクを高めるのかを具体例やデータをもとに解説します。そして、それらの問題にどのように対処すればよいのかについても考察します。

本記事がキャビンアテンダントを目指す方々、または現職のキャビンアテンダントの方々にとって、心の健康を保つための一助となれば幸いです。


キャビンアテンダントがうつになる6つの理由

早朝便、深夜便、不規則なスケジュールでうつ病に

キャビンアテンダントの業務は、その華やかな表面下に隠された厳しい現実を抱えています。そのひとつが、不規則な生活リズムです。早朝便、深夜便、そして長距離便に携わるという仕事柄、必然的に日々のスケジュールは大きく変動します。飛行機のスケジュールに合わせて動くため、毎週、毎月と働く時間は一定ではありません。その影響で、”朝起きて、夜寝る”という一般的な生活リズムからは大きく外れ、「朝寝て、夜起きる」、「徹夜をする」といった逆転した生活スタイルを送ることも少なくありません。

航空会社はキャビンアテンダントの健康状態を配慮し、必要な休息時間をきちんと確保するようスケジュールを組む努力をしています。しかし、それでもなお、身体のリズムと仕事のスケジュールが一致しない場合が多々あります。本来寝るべき時間に起き、活動するべき時間に寝る。この逆転したリズムが長期にわたって続くと、心身の健康に大きな影響を及ぼすことがあります。

具体的には、こうした不規則な生活リズムがもたらす潜在的なリスクの一つに「うつ」があります。長期間の睡眠不足や生活リズムの乱れは、うつ病の一因とされています。例えば、日本で2019年に行われたある調査によれば、シフト制で働く従業員の約20%がうつ病の症状を示していたという報告があります。キャビンアテンダントも同様の状況に置かれる可能性があると言えるでしょう。

さらに、このうつ病のリスクは時間とともに増大します。長時間労働や休息時間の不足が続くと、ストレスが蓄積し、心身のバランスが崩れやすくなります。これがうつ病を引き起こす原因となることがあるのです。

一方で、うつ病は適切なケアや治療を受けることで改善する可能性もあります。だからこそ、早期に症状を認識し、対策を講じることが重要です。キャビンアテンダントとしての仕事は体力的、精神的に負担が大きいもの。だからこそ、自身の健康状態に対する理解と、適切な対策が求められるのです。


自律神経の乱れでメンタル不安定に

キャビンアテンダントの業務には、前述したように生活リズムの不規則さが伴います。この不規則なスケジュールが引き起こす健康への影響の一つに、自律神経の乱れがあります。自律神経は、私たちの体内のさまざまな機能をコントロールする重要な神経系です。心拍数や呼吸、消化など、私たちが意識しなくても自動的に行われる生体機能の調整を担っています。

不規則な生活リズムが続くと、自律神経が適切に機能しなくなることがあります。具体的には、生理周期の乱れや皮膚の状態の悪化などの問題が起こることが知られています。しかし、これらの体調不良だけでなく、自律神経の乱れは「うつ」の発症にも関与すると考えられています。

自律神経が乱れると、体のバランスが崩れ、ストレスが溜まりやすくなります。その結果、心にも大きな負担がかかり、うつ病を引き起こすことがあります。例えば、2020年に行われたある研究では、自律神経の乱れがうつ病の一因となる可能性が示されました。その研究では、自律神経の乱れが見られる人々は、そうでない人々と比較してうつ病のリスクが高まることが明らかになりました。

特に、キャビンアテンダントのような不規則な勤務スケジュールを持つ人々は、自律神経の乱れやうつ病のリスクが高まる可能性があると言えるでしょう。飛行機のスケジュールに合わせて生活するため、自律神経が適切に機能しにくくなる可能性があります。それにより、うつ病のリスクも増大します。

しかし、うつ病は必ずしも避けられない運命ではありません。適切な休息時間の確保や、自律神経のバランスを整えるライフスタイルの工夫などを行うことで、うつ病のリスクを軽減することが可能です。キャビンアテンダントの皆さんも、自分自身の健康状態を理解し、適切な対策を講じることが重要です。


クレーマー対応が精神的にしんどすぎる

キャビンアテンダントの仕事は多岐にわたり、その中でも特にストレスとなるのが「クレーム対応」です。実際、この役割は時として精神的に厳しいものとなり、うつ病のリスクを高める可能性があります。

キャビンアテンダントは、お客様からのさまざまな要求やクレームを直接受ける立場にあります。これは、彼らが航空会社の「顔」として働いているためで、その影響は精神的な健康にも影響を及ぼします。時には無理な要求を出すお客様や、大したミスではないのに怒鳴り散らすお客様もいます。そういった行為はストレスとなり、これが重なるとキャビンアテンダントのうつ病リスクを高める可能性があります。

例えば、私が知っているキャビンアテンダントの友人が過去にうつ病になった経験があります。彼女は常に笑顔で対応し、お客様へのサービスに全力を尽くしていました。しかし、度重なる厳しいクレーム対応によって彼女は段々と疲弊していき、最終的にうつ病を発症してしまったのです。彼女の状態は重く、長い休職期間を経て徐々に回復しましたが、その体験は彼女の人生に深い影を落としました。

航空券の高額さから「俺は客だぞ」という意識が強いお客様もいますが、その高額さの理由は燃料費や安全に運行するための整備費などに由来しています。そのため、キャビンアテンダントはただ単にサービス業としての役割だけではなく、安全な航空サービスを提供するための一部としての役割も担っています。


女社会の人間関係が怖くて病んでいく

キャビンアテンダントという職業は、女性が多いという特性から、特殊な人間関係の問題が生じやすいこともあります。この女社会特有の人間関係の問題は、時としてキャビンアテンダントがうつ病に陥る要因となる場合もあります。

インターネット上では、「先輩社員に気を遣わなければならず、先輩の機嫌を損ねないように立ち回る必要がある」、「お客様や同僚の悪口を平気で言う先輩社員がいる」、「自分を守るためなら平気で嘘をつく」、「都合よく相手を利用する女ばかり」といった体験談が多く見受けられます。これらはキャビンアテンダントのうつ病を引き起こす可能性がある職場環境の一部を示しています。

たとえば、私が知るキャビンアテンダントの中には、このような厳しい職場環境によってうつ病になった方がいます。彼女はもともと明るく人懐っこい性格だったのですが、陰湿な職場環境の中で徐々に心を閉ざしていきました。そんな彼女が最終的にうつ病になった時、彼女の笑顔を失ったことは周囲の大きな悲しみとなりました。

もちろん、尊敬できる優しい先輩社員がいる職場もありますが、同時に人間性を疑うような人々も存在します。このような環境で働く中で、最初は明るく良い性格だった人でも、徐々に陰湿な性格に変わってしまうケースは珍しくありません。

このような状況を改善するためには、職場全体での対策が求められます。キャビンアテンダント自身が自己保護のための対策を立てることも重要ですが、同時に組織としての取り組みや、上司や同僚によるサポートも不可欠です。


ルーティンワークで思考が暗くなっていく?

キャビンアテンダントの仕事は、一見華やかで魅力的に見えますが、実際にはルーティンワークが主体であり、これが精神的な負担となり、時としてうつ病を引き起こす要因になります。

キャビンアテンダントの仕事の流れは基本的には「フライト前のブリーフィング→機内安全チェック→乗客の搭乗→安全説明→食べ物や飲み物の提供→ドリンク・食事サービス→回収→機内販売→着陸」のルーチンワークとなります。これらのタスクを繰り返すことで、仕事の新鮮さが薄れ、精神的なモノトニー(一本調子)が訪れることもあります。

例えば、あるキャビンアテンダントの友人は、毎回同じ仕事を繰り返すことからネガティブな思考が増え、徐々にうつ病に陥りました。彼女は頭の中でネガティブなことを反芻し、「こんな仕事してて将来大丈夫かな」「転職ちゃんとできるかな?」といった不安が増していきました。

また、過去の失敗やネガティブな出来事を反芻することもあり、これがうつ病の症状を引き起こす一因となることがあります。彼女は仕事のミスや、過去のクレーム対応などを何度も思い返し、自分自身を責めることが多くなりました。これらの問題は、彼女がうつ病に陥る原因となりました。

ルーティンワークによるストレスを軽減するためには、仕事の中に変化を持たせることや、適切な休息、趣味やリラクゼーションなどの自己ケアが重要です。また、仕事以外の時間を有意義に過ごすことや、自分自身を肯定的に評価することも重要です。

また、キャリアプランを具体的に描くことも、不安を軽減する手段となります。具体的な計画があることで、「将来どうなるのだろう」という不安感を軽減し、現在の仕事にも意義を感じることができます。


毎回初めましての同僚と仕事で緊張

キャビンアテンダントの職場は、フライトごとに違うメンバーと共に仕事を行うことが多く、この「初めまして」の緊張が思わぬストレスになることがあります。その結果、精神的負担が積み重なり、時にはうつ病へとつながる可能性があります。

一般的なオフィスワークと違い、キャビンアテンダントの仕事ではフライトごとに異なる同僚と働くことが一般的です。そのため、コミュニケーションを取る相手が毎回変わるため、適応力が求められます。一緒に働くメンバーが毎回変わるため、慣れない人と一緒に働くストレスや、毎回新たなコミュニケーションを築かなければならないという負担があります。

例えば、あるキャビンアテンダントの知人は、このような環境がストレスになり、長期間にわたるうつ病に陥ったという経験を持っています。彼女は毎回のフライトで初めましての同僚と働くことが精神的な負担になり、自己評価が下がると同時に、自己効力感が低下しました。これは彼女が自分の能力を十分に発揮できないと感じた結果で、うつ病の一因となりました。

このような状況に対する対策として、自己肯定感を高めることや、ストレスマネジメント能力を向上させることが重要です。また、自分自身の感情を認識し、適切に表現することも大切です。これらの能力を身につけることで、職場環境の変化によるストレスを軽減し、うつ病のリスクを下げることができます。

それぞれのフライトが新たな出会いとともに始まるキャビンアテンダントの仕事ですが、この新たな出会いの繰り返し自体がストレスとなり、うつ病の引き金となることもあります。

訓練がキツすぎてCAになる前にうつに?


サービス訓練が鬼

キャビンアテンダントを目指す多くの人々が直面する、サービス訓練の厳しさ。そのハードさは、まるで鬼のようだと言われることもあります。そして、その訓練の厳しさは、時としてキャビンアテンダントたちがうつ病になる原因の一つとなり得ます。

キャビンアテンダントとして働く前には、一般的に「サービス訓練」と「保安訓練」の二つの訓練を受けます。サービス訓練では、「フライト前のブリーフィング→機内安全チェック→乗客の搭乗→安全説明→食べ物や飲み物の提供→ドリンク・食事サービス→回収→機内販売→着陸」といった一連の流れを繰り返し学びます。その他にも、見た目や言葉遣い、マナー、メイクの仕方など、プロフェッショナルなサービスを提供するための様々な技術を習得する必要があります。

この訓練は、一見、楽しそうに見えるかもしれませんが、非常に厳しいものです。繰り返しの訓練による疲労、パーフェクショニズムを求められるプレッシャー、そしてなにより、一人でもミスをすると全体の成績に影響を及ぼす可能性があるという集団評価システムは、大きなストレス源となり得ます。一例として、あるキャビンアテンダントの経験談では、彼女が訓練期間中に精神的に不安定になり、うつ病の症状を発症したという事例が報告されています。

また、サービス訓練期間中は緊張感が絶えず、うつ病になりやすい環境が整っているとも言えます。訓練が長期間にわたると、ストレスが蓄積され、精神的な不調を引き起こす可能性もあります。


保安訓練で絶望の淵に立たされる?

キャビンアテンダントの仕事は、華やかな面だけでなく、人々の生命を預かる重大な責任を伴います。そのため、キャビンアテンダントとして働く前には、厳格な保安訓練が必須となります。しかし、その訓練の過酷さは時に「絶望の淵」と形容され、精神的な健康に影響を及ぼす可能性もあります。その一例として、うつ病のリスクが考えられます。

保安訓練では、緊急脱出用スライドを使った脱出訓練、エンジントラブルで海上に着水した場面を想定した水上脱出訓練、AEDの使い方、消火訓練など、機内で発生が想定されるあらゆる事故に対処するための訓練が行われます。その訓練の過程で、参加者は肉体的にも精神的にも厳しい試練を経験します。

一例として、あるキャビンアテンダントの経験談をお話ししましょう。彼女は訓練期間中に常に高い緊張感とプレッシャーにさらされ、毎日が絶望的だと感じるようになりました。その結果、彼女はうつ病の症状を発症し、キャビンアテンダントとしてのキャリアを一時的に中断せざるを得なくなりました。

また、訓練の厳しさはキャビンアテンダントがうつ病になるリスクを増加させます。サービス訓練の厳しさも認識されていますが、保安訓練は人々の命がかかっているものなので、より厳しい指導が行われます。この訓練の厳しさが訓練生の心理的健康に影響を及ぼし、うつ病のリスクを増加させる可能性があります。


毎回のテストで詰められる恐怖

キャビンアテンダントの訓練期間は一般的に2〜3ヶ月とされ、その間、毎日新しい情報を学び続け、頻繁にテストが行われます。これは仕事の質を保つために必要なプロセスですが、その過程は心身に大きなストレスを与え、結果的にうつ病リスクを増加させる可能性があります。

キャビンアテンダントの訓練では、様々なサービス技術から緊急時の対応まで、大量の知識と技術を短期間で習得しなければなりません。そして、その習得状況を確認するために、訓練期間中は毎日のようにテストが行われます。

絶え間ない学習とテストのプレッシャーは、ストレスを溜め込みやすい環境を作り出します。一例として、ある訓練生は、毎日のテストに追われる日々から逃れられないと感じ、次第にうつ病の症状を示し始めたと報告されています。彼女は、自分のパフォーマンスが思うように上がらない焦燥感と、それに伴う自己否定感から、うつ病に陥ってしまったのです。

また、テストに対する恐怖感はうつ病リスクを増大させるだけでなく、その状態が長期間続くと、パフォーマンスの低下や意欲の喪失といった深刻な影響を引き起こすこともあります。そのような状況が続くと、訓練生は次第に仕事に対するモチベーションを失い、自己価値感を低下させる可能性があります。これらがうつ病の症状となり、最終的にはキャリアそのものに影響を及ぼす可能性もあります。

このような状況を避けるためにも、訓練生自身が自身の心身の状態を適切に管理することが重要です。

おわりに


本記事を通じて、キャビンアテンダントという職業がうつ病のリスクを内在する可能性があることを理解いただけたかと思います。頻繁なルーティンワーク、新しい同僚との緊張、訓練の厳しさ、定期的なテスト等、これら全てがストレス源となり、うつ病を引き起こす可能性があるのです。

これらのリスク要素は決して避けて通ることのできないものではありますが、自分自身の心の健康に注意を払い、ストレス管理の方法を見つけることで対処可能です。自分の心の状態に耳を傾け、必要なら専門的な支援を求めることも大切です。

また、キャビンアテンダントの健康に配慮した環境を提供することが、航空業界全体にとっても重要であることを強調したいと思います。職場環境の改善や、適切なサポート体制の構築により、キャビンアテンダントたちは持続可能なキャリアを築くことが可能となるでしょう。

この記事がキャビンアテンダントや、その職を目指す方々、また航空業界全体にとって、働く環境を再評価し、改善するための一助となれば幸いです。そして、うつ病という深刻な問題に対する理解が広まり、その予防や早期発見、適切な対応に繋がることを願っています。

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