この記事では「英語コーチの年収」について解説します。
英語コーチは魅力的で面白そうな仕事ですが、気になるのは給料ですよね。
いくら年収が高くても激務だと辛いし、逆に仕事は簡単でもあまりにも年収が低いいと厳しいですよね。
私自身英語コーチングスクールを数多く取材してきて、英語コーチがどんな仕事をするのか、そしてどれくらいの給料になるのかも調べております。
この記事では「各スクールの年収」「入社難易度」などについて詳しく書いておりますので、ぜひご参考にしてください。
英語コーチの年収・給料
英語コーチの平均年収は、経験や勤務形態によって異なりますが、おおよそ300万円から600万円程度です。
フルタイムで働く講師の場合、年収は400万円～500万円が一般的ですが、経験やスキル、資格によってはそれ以上の年収も可能です。
英語コーチはパートタイムや契約社員としても働くことができますが、その場合は年収がやや低めになることが多いです。
以下各英語コーチングスクールの年収です。
ENGLISH COMPANY
| 給与・年収・時給 | |
| 正社員 | 月給 30 万円 ~40 万円（初年度年収350万円～500万円） |
| 非常勤 | 1コマ90分：4000円～ 事務作業（研修含む）：時給1,200円～ |
| 【朝枠7:00-9:00】プロ講師（非常勤） | 1コマ90分：5000円～ 事務作業（研修含む）：時給1,200円～ |
PROGRIT
| 給与・年収 | |
| 正社員 | 月給 280,000円 ～ |
トライズ
| 給与・年収 | |
| 正社員 | 月給 241,000円 ～ 283,000円 （※想定年収 3,200,000円 ～ 4,500,000円） |
ENGLEAD
| 給与・年収 | |
| 正社員 | 月給235,000円～400,000円 |
ライザップイングリッシュ
| 給与・年収（事例） | |
| 正社員 | 1. チーフトレーナー 月収426,900円 ２、トレーナー 月収374,800円 |
そのほかの英語講師の年収と給料
大手英会話教室の講師
イーオン（https://aeon.hito-link.jp/entry/front/entry/detail.asuka?matterId=100009&entryOriginCd=）
| 給与 | |
| 正社員 | 月給210,000円～ |
ECC（https://www.ecc.co.jp/recruit/search/list?type=2&job_cd=01,02,08,09）
| 時給 | |
| 非常勤講師（企業・大学で英語講座） | ￥2,500/時～ |
一般的な英会話教室の講師
NESイングリッシュスクール
| 時給 | |
| アルバイト・パート | 時給：2,200円 ～ 3,200円 |
子供向け英会話講師
セイハ英語学院
| 給与・年収 | |
| 正社員（スケジュール管理や保護者対応、生徒情報管理、教室装飾等） | 月給 204,900円 ～ 204,900円 （※想定年収 2,868,600円 ～ 2,868,600円） |
ペッピーキッズクラブ
| 時給 | |
| パート・アルバイト | 1,600～2,500円 |
オンライン英会話の講師
| ネイティブキャンプ | 1レッスン（25分）：約800円 |
| DMM英会話 | 時給1350～1450円程度 |
| レアジョブ | 1レッスン（25分）：800円（税込） |
| エイゴックス | 1レッスン ：600円からスタート |
やはり高い年収を狙うなら英会話講師より英語コーチ
ご覧いただいてわかったと思いますが、英語コーチの仕事が最も給料が高いです。
そもそも英語コーチが何かを知らない方のために説明すると、
英語コーチとは生徒一人ひとりに合った英語学習法を提案し、マンツーマンでのレッスンから、課題解決のための宿題の提案、LINEを使ったスクール外でのサポートなどを行う仕事です。
英語のパーソナルトレーナーのようなイメージです。
最近はこのようなタイプのサービスを提供する「英語コーチングスクール」が増えており、そこで働く方々が英語コーチです。
英語コーチングスクールでは、一般的な英会話教室と比べて3ヶ月50万円といったように高い授業料が設定されています。
だから講師の給料も月給 30 万円〜40 万円（初年度年収350万円〜500万円）と高く設定されています。
しかしながら英語コーチに簡単になれるわけではありません。採用基準を設定しているところが多いです。
もちろん採用ページには、多くの求職者を集めるために低めのハードルが書かれていますが、
実際採用されているのは「TOEIC900点台」「大学で英語を学んでいた」「海外留学経験がある」はもちろんのこと、英語に関する専門知識を持っているかを重視しているところもあります。
実際私も多くの英語コーチングスクールを取材したことがありますが、みなさん日本でもトップ0.1%といっていいほど高い英語力をお持ちです。
ですので、英語力に自信がある人は、高い年収を目指した英語コーチングスクールに応募してみましょう。
英語コーチの年収に影響する要因
英語コーチの種類以外にも、以下のように年収に影響する要因はあります。
- 経験・スキル・資格
- 勤務地域
- 勤務形態（パートタイム・フルタイム・契約社員・正社員）
経験・スキル・資格
これらは年収に最も大きな影響を与える要素です。今までに英語の指導経験がある人や、大学で専門的に英語教育を学んでいた方、海外大学での留学経験がある方など、
高い英語力を持っている場合、初任給からでも高い給料をもらえることが想定されます。
勤務地域
やはり東京、大阪、京都、福岡、札幌など人口の多い大きな街では、給料が高い傾向にあります。
勤務形態
パートタイム・フルタイム・契約社員・正社員、勤務形態によっても給料は変わります。
しかしながら「同一労働同一賃金」が掲げられている通り、そこまで大きな差はありません。給料以上に正社員の場合は、待遇が良くなる傾向があります。
年収をアップさせる方法
資格取得とスキルアップ
英語コーチとして年収をアップさせる最も簡単な方法は英語力を上げることでしょう。英語力を上げることが難しいので、簡単というのは語弊がありますがね。笑
しかしながら英語力が上がれば年収が上がるのは確かです。
例えば小さい規模の英会話教室やオンライン英会話で講師をやっていた人が、レベルの高い英語コーチングスクールの講師を始めたら、給料は下手したら1.5倍以上になります。
また英語コーチングスクールの中でもキャリアを積んでいけば、年収は上がっていきますので、
やはり英語コーチとしては英語力を上げていくことが、収入と大きく関係していると言えるでしょう。
独立・フリーランスへの道
英語コーチは独立してフリーランスになることで、年収を一気に上げることができます。
どこかの企業で英語コーチをしていた場合は、いくら働いても、いくら生徒様の英語力を上げても、月収30〜40万円程度でしょう。
しかしフリーランスの英語コーチとして、直接お客様からお金をいただく場合は、その全額をもらうことができます。
例えばフリーランスの英語コーチとして月額5万円でサービスを提供して、お客様を10人集めることができれば、それだけで50万円です。月額10万円であれば100万円です。
もちろんフリーランスの場合、何の後ろ盾もないのでお客様を集めるのも大変ですし、授業法の立案から雑務までたくさんの仕事を抱えることになります。
独立する場合は、その辺りを天秤にかける必要があるでしょう。
英語コーチの魅力
近年、グローバル化が進む中で、英語力がますます重要視されるようになっています。
英語を教える専門家として活躍する英語コーチは、人々の英語力向上に貢献し、国際的なコミュニケーションをサポートする役割を担っています。
ですので今後もAIが進化しようとも、必要とされ続ける職業の一つとなるでしょう。
ここでは英語コーチの魅力について、それぞれご説明させていただきます。
自分の得意なことを仕事にできる
英語コーチの魅力はなんといっても、自分の得意なこと、自分の好きなことを仕事にできる点でしょう。
おそらく英語を高いレベルでマスターしている方の多くは、海外が好きだったり、新しい言語を学ぶのが好きだったり、英語が得意だったから今のレベルにまで達することができたのだと思います。
それを仕事にできるのは素敵なことだと思いませんか？
得意なことをやるわけですから、仕事を苦に感じることもないでしょうし、好きなことである英語を教えてるだけで、生徒様に喜んでもらえるわけですから、そんな天職はないと思います。
普通の会社で働いている多くの方は、得意でもなければ好きでもないことをしています。
それを考えたら、得意な英語を活かせる英語コーチはあなたにとって最高の仕事でしょう。
もちろん職場によっては大変なこともあるかもしれませんが、高い英語力を持っていて、ちゃんと指導できているのであれば文句も言われませんので、これほどいいことはないでしょう。
人々の成長の手助け直接をできる
英語コーチの魅力は、自分の得意なことである英語で、人々の英語力の向上をサポートし、自身とコミュニケーション能力の向上に貢献できること。
そして何といっても、それを目の前に見ることができ、直接感謝されることでしょう。
「先生のおかげでANAのCAになることができました。」
「先生に英語を教えてもらって、今ではアメリカに留学しています。」
「この前ビジネス英語を教えてもらって、プレゼンが上手くいきました。」
このようなことを言われたら最高な気分になることは間違い無いでしょう。
普通の仕事ではこのように自分がやったことの結果が目の前に現れたり、人々に直接感謝されるということはありません。
多くの仕事は細分化されており、自分が誰のために何をしているかすら見えにくいですし、感謝されることも滅多にありません。
それが英語コーチだとある。しかも接客業のような簡単な仕事ではなく、あなたにしかできない英語のスキルを使った結果感謝される。これは英語コーチの魅力でしょう。
日本のためになる
英語を教えることは、日本のためになります。これは仕事をする上で大きなやりがいとなるでしょう。
知っての通り、多くの日本人は英語を話すことができません。義務教育で何年も英語の授業を受けているにも関わらずです。これはつまり6年近くの時間を無駄にしたといってもいい。
そして英語ができないことで、日本企業は確実にグローバル経済の中で損をしています。
あなたが英語を教えることで、生徒様の英語力が上がり、ひいては日本がより豊かになることに貢献できるでしょう。
在宅ワークが可能な場合がある
英語コーチングサービスの中にはオンラインに特化したところも多いです。また校舎を構えているスクールでも、オンライン化が進んでいます。
そのため在宅ワークが可能なことも多いです。通勤する必要がないのは楽でいいですよね。
絶対在宅ワークがいい方は、オンライン特化型の英語コーチングサービスを選びましょう。
副業ができる
英語コーチは副業が可能な場合もあります。可能であるパターンは2つありまして、
一つは「料金の安いサービスの英語コーチになる」。2つ目は「すでに英語コーチとしての経験がある」。
料金が安いサービスの場合、サービス内容も少ない場合が多いです。そこまで高い英語力を必要ないこともあり、副業として働くことができます。
プロとしての英語コーチというよりは、どちらかというと英語カウンセラーのようなイメージです。
一方英語コーチとしてすでに経験がある方の場合は、即戦力になるので、英語コーチングスクールからすると短時間でも働いてもらえると嬉しいです。
なので経験のある方は隙間時間で英語コーチの副業もできるでしょう。
まとめ：時代は英語コーチ
この記事では英語コーチの年収・給料についてお話しさせていただきました。
英語コーチになるためには、普通の英会話講師の先生や、オンライン英会話の日本語講師よりも高い英語力が求められます。
詳しいことはこちらの記事で書いておりますので、ぜひご覧ください。
今後ますます英語の重要性は増していきます。それに伴い英語コーチの需要も高まっていきでしょう。
この記事が皆さんが英語コーチを目指す上で役立てていただければ幸いです。
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