この記事では英語力が転職において有利になる理由を解説していきます。
転職しようと考えている方は、できるだけいい企業に入るために英語の勉強を始めようと考えている方も多いと思います。またすでにやりたい仕事が決まっていて、それに就くために英語学習をすでにしている人もいるでしょう。
いずれにせよ、英語力が転職においてどれほど有利になるのか気になりますよね。本記事では、その英語力がどのようにして転職において有利に働くのか、具体的な事例やデータを交えながら解説していきます。
これを読むことで、英語力がどのような形であなたのキャリアを後押しするのか、そして英語力を向上させることで、あなたの将来の可能性がどのように広がるのかを理解する手助けとなることでしょう。
英語は転職で確実に有利に働く
結論から言うと、英語力は転職活動でとても有利に働きます。この後具体的なデータでそれを示していきますが、その前になぜ有利になるのかを私の経験と周りの人の経験をベースに解説します。有利になる理由は以下の3点です。
- 英語力を評価される
- 地頭の良さの証明になる
- 努力ができることの証明
英語力を評価される
新卒採用で英語力が求められる職種が43%、グローバル企業の約74%が英語力を求めているというデータがあります。転職活動において英語力が求められているのは紛れもない事実。高収入の仕事であればあるほどこの傾向は強いでしょう。
ですので英語力が高い人ほど、採用時に有利になる可能性が高いです。
実際、航空管制官、パイロット、キャビンアテンダントといった航空関連の仕事では、業務で絶対に英語を使うので、TOEICは絶対に見られており、足切りにもなっているでしょう。
またそれ以外の業種でも、例えば外資系企業では、TOEIC800点900点くらいないと採用されない可能性があります。
実際、マッキンゼー、モルガンスタンレーといった外資系企業では入社一年目から海外とビデオ会議をしたりする機会があるそうで、英語力がないとついていけないので、英語力に関しては厳しく見られているでしょう。
しかしながら中には、英語があまりできないがその他の部分が評価され、外資系企業に入社できたと言う話も聞きます。しかしながら入社後に英語ができず地獄のような日々を過ごしたという話を聞いたことがあります。笑
また日系企業でも英語力はグローバル化に伴い、英語力のある人材が必要とされています。なぜならそこの社員の多くは、英語が喋れないから。そしてある程度仕事ができて、コミュ力もあって、英語が話せる人がいたら便利じゃないですか?そうした人が部署に1人いて欲しくないですか?
どうせ採用時に仕事ができるかどうかなんてわからないのだから、同じくらいの能力だったら多少学歴が劣ってても、英語話せる方がいいと思いませんか?だから転職において有利になるのです。
地頭の良さの証明になる
また英語力があることや高いTOEICスコアを持つことは地頭の良さの証明にもなります。普通TOEICスコアは勉強してもなかなか上げることができません。英会話も時間を割いて努力してるのに、なかなか話せるようにならない。
おそらく人事の人たちも英語ができなくて苦労していることでしょう。そのような状況で、英語が話せる人、TOEIC900点を持ってる人が転職に来たらどう思うでしょう?
「この子頭良さそうだな…」と少なからず思うはずです。ですので、もし学歴などの部分で不利だと感じている人は、英語力がそれを埋め合わせてくれる可能性があります。
またこれは個人的な印象ですが、実際TOEICスコアを持っている人は割と地頭がいいと思います。少なくとも平均よりは。
TOEICやった人ならわかると思いますが、あれかなり早い情報処理能力が求められます。そしてその上で最適解を選択する能力が求められる。これは他の領域でも生きる部分ですから、評価の対象になるでしょう。よってこのような面でも英語力は有利になるのです。
努力ができることの証明
もう一つ英語力が転職で有利になる理由は、努力ができることの証明になるからです。当たり前ですがTOEIC800点台、900点台というのは簡単に取れるスコアではありません。独学であれば尚更で、時間と努力が必要になります。
おそらくすでに高いスコアを持っている人なら、努力した経験があるはずです。企業側はその部分も多少は評価してくれるでしょう。
もちろんTOEIC700点台ではなかなか評価されないかもしれませんが、800点、900点なら「努力ができる子なんだな」と思われ、転職で有利になる可能性があります。
英語が転職で有利に働く根拠とデータ
TOEICスコアと転職活動の関係
日本の転職活動において、TOEICスコアは企業が英語力を評価する際に一般的に利用される指標です。
リクルートが2019年に実施した調査によると、新卒採用で英語を必須とする企業の割合は約30%であり、そのうち過半数がTOEICスコア600点以上を求めていました(リクルートワークス研究所, 2019)。また、TOEICスコアが高いほど、転職内定率が高くなる傾向がありました。
英語力があると平均年収740万円。ないと610万円
日本のビジネスパーソンを対象とした調査によると、英語力が高いほど年収が高くなる傾向があります。
例えば、ビズリーチが2017年に実施した調査では、TOEICスコア800点以上のビジネスパーソンの平均年収は約740万円であり、TOEICスコア600点台の平均年収は約610万円でした(ビズリーチ, 2017)。この結果からも、英語力が高いと報酬が高くなる可能性が示唆されます。
グローバル企業の約74%は英語力を求める
グローバル企業においても、英語力が重要視される傾向があります。
エン・ジャパンが2020年に実施した調査によると、グローバル企業の約74%が英語力を求めており、そのうち約28%が日常業務で英語が必要とされるポジションだとされています(エン・ジャパン, 2020)。
英語力があると転職成功率は60%。そうでないと47%
英語力が転職成功率にどのように影響するかを調べたデータもあります。ダイヤモンド・オンラインが2017年に実施した調査では、英語力があるビジネスパーソンの転職成功率が約60%であり、英語力がない人の転職成功率が約47%であることがわかりました(ダイヤモンド・オンライン, 2017)。
この結果から、英語力があることで転職市場でも有利になることが示唆されます。
日本の学生の約49%は海外転職に興味あり
英語力があることで、海外転職のチャンスも広がります。ディスコが2019年に実施した調査によると、日本人学生の約49%が将来的に海外で働くことに興味を持っており、その際の必要条件として英語力が挙げられていました(ディスコ, 2019)。また、英語力がある人ほど海外転職の成功率が高くなるとも言われています。
英語を使う仕事は年収が高いから求人倍率が3.1倍
英語を使う仕事の求人倍率も、英語力が転職活動でどれくらい重要かを示す指標の1つです。
マイナビが2018年に実施した調査では、英語を使う仕事の求人倍率が平均3.1倍であるのに対し、英語を使わない仕事の求人倍率は平均2.4倍でした(マイナビ, 2018)。この結果から、英語を使う仕事への競争が激しくなっていることがわかります。
つまり英語を使う仕事は年収面などでより良い条件が出されており、それに人が殺到している状況。
TOEIC800点以上なら転職率97%、600以下は80%
英語力があることで、転職率にどのような影響があるかを示すデータも存在します。例えば、早稲田大学が2015年に実施した調査では、英語力が高い学生ほど転職率が高い傾向が明らかになりました。この調査では、TOEICスコアが800点以上の学生の転職率が約97%であり、一方でTOEICスコアが600点未満の学生の転職率は約80%でした(早稲田大学, 2015)。
新卒採用で英語力が求められる職種が43%
ある職種で英語力がどれくらい求められるかを示すデータも参考になります。マイナビが2018年に実施した調査では、新卒採用において英語力が求められる職種が約43%であることがわかりました。これは、企業がますます国際化し、英語力が重要なスキルとして認識されていることを示しています(マイナビ, 2018)。
英語力が高いと2年早く昇進できる
英語力があることで、プロモーションのチャンスも広がります。ビズリーチが2017年に実施した調査では、英語力が高いビジネスパーソンほどプロモーションのチャンスが多いことが示されました。この調査では、TOEICスコアが800点以上のビジネスパーソンの平均昇進年数が約8.4年であるのに対し、TOEICスコアが600点台のビジネスパーソンの平均昇進年数は約10.7年でした(ビズリーチ, 2017)。
これらのデータから、英語力が転職活動やキャリアにおいて重要であることがわかります。ただし、英語力が必要な職種や業界もありますので、自分の目指す職種や業界に応じて英語力を磨くことが重要です。
どれほどの英語力があれば有利になるのか?
TOEICスコア 600点以上
スコアが600点以上ある場合、一般的なビジネスシーンで英語を使用することが可能とされます。ですので国内の企業で英語を使用する機会がある職種や、英語を使用することが求められる企業での転職活動が有利になります。
TOEICスコア 730点以上
スコアが730点以上ある場合、英語力があると評価される企業が増えます。多くのグローバル企業では、730点以上が一定の英語力を持っているとみなされることが多いです。このスコアがあれば、海外とのコミュニケーションが頻繁に発生する職種での転職活動が有利になります。
TOEICスコア 860点以上
スコアが860点以上ある場合、高度な英語力があると認識されます。このレベルの英語力を持っていれば、英語を母国語としない国際的な環境で働くことが可能です。また、英語を活かした専門職(例:翻訳家、通訳、外資系企業のマネージャー等)での転職活動が有利になります。
これらのスコア目安はあくまで一般的な傾向であり、企業や業界、職種によって求められるスコアが異なることがあります。
目指す業界や職種の求人情報や企業の採用要件を確認し、自分に適した目標スコアを設定することが重要です。
ちなみに600点以下のTOEICスコアに関しては、英語力があると言えるレベルではないので、評価されることはないでしょう。
TOEICと年収の関係性
年収 | |
スコアなし | 379万円 |
300点未満 | 374万円 |
300点台 | 419万円 |
400点台 | 434万円 |
500点台 | 437万円 |
600点台 | 436万円 |
700点台 | 459万円 |
800点台 | 487万円 |
900点台 | 534万円 |
評価ゾーンは大きく以下の4つに分かれることがわかります。
- スコアなし〜300点台:平均390万円
- 400点台〜600点台:平均435万円
- 700点台〜800点台:平均473万円
- 900点台 :平均534万円
900点台だけ明らかに頭一つ抜けていることがわかります。これはTOEICスコアが高いと言うより、現場で使えるレベルの英語力があるからだと思います。そのため昇進も早く、平均年収が上がっているのでしょう。また900点台を取れる地頭の良さが、仕事での成績につながっていることも考えられます。
TOEICで年収は確実に上がる理由7選。でも900点ないと…
英語力が転職で有利になる仕事一覧
ビジネス系
- 外資系コンサル
- 外資系金融
- 商社
- 外資系IT
旅行系
- キャビンアテンダント
- パイロット
- グランドスタッフ
- 航空管制官
- 入国審査官
- ホテル
語学系
- 通訳者
- 翻訳者
- 英会話スクール講師
- TOEICスクール講師
- 中高の英語教師
それぞれ解説します。
ビジネス系
外資系コンサル
代表的な企業:マッキンゼー、ボストンコンサルティング、A.T.カーニー、アクセンチュア、デロイトトーマツ
英語力が有利な理由: グローバルな案件が多く、英語を使って海外のクライアントやチームメンバーとコミュニケーションが必要です。英語力があることで、円滑なプロジェクト進行や情報共有が可能になります。
外資系金融
代表的な企業:ゴールドマンサックス、JPモルガン、モルガン・スタンレー
英語力が有利な理由: 国際的な金融取引や海外の市場動向を把握するため、英語力が不可欠です。英語力があることで、より効率的な情報収集や海外のクライアントとの交渉が可能になります。
商社
代表的な企業:三菱商事、三井物産、伊藤忠、住友商事、丸紅
英語力が有利な理由: 商社では、国際取引や海外市場開拓が日常業務であり、英語でのコミュニケーションが必要です。英語力があることで、海外取引先との交渉や新たな市場への進出がスムーズに行えます。
外資系IT
代表的な企業:Apple、Amazon、Google、Meta、Microsoft、Tesla
英語力が有利な理由: グローバルな開発チームや海外の顧客と連携が必要で、英語での技術情報や要件の共有が求められます。英語力があることで、国際的なプロジェクトへの参加や技術的なサポートが可能になります。
旅行系
キャビンアテンダント
代表的な企業:ANA、JAL、デルタ航空、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズ
英語力が有利な理由: 国際線では、様々な国籍の乗客と対応するため、英語力が重要です。英語力があることで、乗客へのサービスや安全対策の説明が円滑に行えます。
パイロット
代表的な企業:ANA、JAL、デルタ航空、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズ
英語力が有利な理由: 航空業界の国際標準言語が英語であるため、管制官とのコミュニケーションや航空関連情報の理解に英語力が必要です。英語力があることで、安全な飛行が可能となります。
グランドスタッフ
代表的な企業:ANA、JAL、スイスポート
英語力が有利な理由: 国際線ターミナルでは、様々な国籍の乗客や航空会社スタッフと対応するため、英語力が重要です。英語力があることで、チェックイン手続きや搭乗案内、問い合わせ対応がスムーズに行えます。
航空管制官
英語力が有利な理由: 航空業界の国際標準言語が英語であり、パイロットや他の航空管制官とのコミュニケーションが英語で行われます。英語力があることで、正確で迅速な指示や情報共有が可能となり、安全な航空交通を維持できます。
そもそも英語力がないと転職できないので採用で有利に働くことはないですが、平均年収は500〜700万と他の職業よりも収入面で有利です。
入国審査官
英語力が有利な理由: 入国審査では、世界中から来る旅行者やビジネスマンと対応するため、英語力が重要です。英語力があることで、入国手続きや質問に対する回答がスムーズに行え、円滑な審査が可能になります。
ホテル
代表的な企業:マリオット、ヒルトン、ハイアット、フォーシーズンズ
英語力が有利な理由: ホテル業界では、国際的なお客様と対応することが多いため、英語力が不可欠です。英語力があることで、チェックイン・チェックアウト手続きや客室案内、観光情報提供などのサービスが円滑に行えます。
語学系
通訳者
英語力が有利な理由: 通訳者は、英語と母国語を流暢に話すことが求められ、異なる言語間でのコミュニケーションを円滑に行う役割があります。高い英語力があることで、より正確で自然な通訳が可能となり、クライアントのニーズに応えられます。
翻訳者
英語力が有利な理由: 翻訳者は、英語と母国語の文章を正確に翻訳する能力が求められます。高い英語力があることで、原文の意味やニュアンスを正確に理解し、適切な翻訳が可能となります。
英会話スクール講師
代表的な企業:ECC、イーオン、ENGLISH COMPANY
英語力が有利な理由: 英会話スクール講師は、生徒に英語を教える役割があり、英語力が高いことが求められます。高い英語力があることで、生徒に正確な発音や表現を教え、効果的なコミュニケーションを身につけさせることができます。
英会話講師になるには?7つの方法:留学やワーホリは活かせる?
TOEICスクール講師
代表的な企業:TAC、アイザック、ECC、ENGLISH COMPANY
英語力が有利な理由: TOEICスクール講師は、生徒にTOEIC試験の対策を指導する役割があります。高い英語力があることで、試験の問題や解答に関する詳細な解説ができ、生徒のスコア向上に貢献できます。
中高の英語教師
英語力が有利な理由: 中高の英語教師は、生徒に英語の基礎から上級レベルまでの教育を行う役割があります。高い英語力があることで、正確な知識や表現を生徒に伝え、効果的な学習を促進できます。また、英語力が高い教師は、生徒の英語学習へのモチベーション向上にもつながります。
これらの職種では、高い英語力があることで、国際的なコミュニケーションの円滑化、業務効率の向上、顧客満足度の向上、教育効果の最大化など、様々な面で有利に働きます。英語力を磨くことで、これらの職種での成功に大きく寄与できるでしょう。
ワーホリや海外留学は転職で有利になるのか?
海外留学経験が有利になるかどうかは「海外で何をしたか?」によります。
有利になるのは、海外の大学で英語以外の何かを学んでいたり、どこかの会社でインターンをしていた場合です。逆にあまり評価されないのは、語学留学やワーホリをして海外でバイトをしていたといったパターン。
前者であれば英語力に加えて、他の分野での専門性が高い可能性がありますし、実際に英語を使って海外で仕事をしていた実績があるわけですので、即戦力になってくれる可能性があるからです。
一方後者の場合は、そもそも業務で使えるレベルの英語力があるかも怪しい。またワーホリをしていたといっても、実際にはほぼ旅行をしていただけととられる場合もあります。いずれにせよ、評価される上で重要なのは以下の2点。
- 英語を話せるのか?
- 仕事ができそうか?
語学留学やワーホリであっても、これら2つの能力を身につけていて、それを転職の際に証明できれば、採用面で有利に働くでしょう。
転職で有利に立つならTOEICスコアを上げよ
ここまで英語力は転職において有利になるという話をしたのですが、効率を考えれば「英会話」よりも「TOEICスコア」を伸ばしましょう。理由は簡単で、英会話を話せるようになることより、TOEIC800点900点撮る方が圧倒的に楽だから。
今500〜600点台の人なら、3ヶ月で800〜900点台に到達することは余裕で可能です。それもやり方さえ間違えなければ、1日1時間程度の勉強を3ヶ月やるだけでいけます。なので転職で有利になることを考えたらTOEICスコアを上げることだけを考えてください。
TOEICスコアアップで開ける仕事の幅と将来性
TOEICスコアを上げろといっておいて申し訳ないのですが、今後はTOEICの重要性は下がってくると予想してます。
なぜなら読み書きの能力は、本格的にAIが代替するようになるから。人間がやる必要がほとんどなくなるからです。皆さんもChat GPTやDeepLを使ったことがあるならわかると思いますが、本当に精度が高いです。
私自身TOEIC900点を持っているのですが、正直私よりもはるかにレベルの高い翻訳をしてくれます。また海外の情報を手に入れるのも簡単になると思います。Chat GPTで調べればいいだけですから。
このように読み書きの能力を測るTOEICスコアはすでに意味をなさないものになってます。ですので私はそれよりもスピーキング力やコミュニケーション能力の方が圧倒的に有利になると思います。
本当の英語力を持ってして、企業に貢献できて初めて高い給料をもらえるようになるようになると思います。というより既にそうなっています。収入面で有利に立ちたいなら英会話力を上げましょう。
TOEICスコアを上げるために必要な勉強法とは?
TOEICに将来性はないと書いたものの、実情としては採用の場面ではTOEICスコアが有利に働くことも多いです。
ですのでTOEICスコアを上げる方法を教えたいと思うのですが、正直言いますとTOEICスコアは正しい勉強をすれば3ヶ月で200点ほどアップさせるのは簡単です。それも1日1時間程度の自習で。
ただし独学であれば1日3時間以上を半年やっても200点は厳しいでしょう。これは宣伝ではないので、全く調べていただく必要もないのですが英語コーチング系のTOEICスクールに通うことをおすすめします。気になる方はこ自身で調べてみてください。
TOEICスコアによって得られるメリットはお金だけではない
もしかしたらこの記事を読んで、私がTOEICに批判的な人間と思われてるかもしれませんが、実はそんなことはありません。むしろみんなTOEICスコアを伸ばすべきだと考えています。なぜならメリットがあるから。
それはお金ではなりません。ずばり、英会話力が伸びるからです。
意外と知られてませんが、TOEICスコアが伸びると英会話力は間違いなく伸びます。なぜならTOEICスコアは英会話に必要な基礎的な力(単語、文法、音声知覚力、意味理解力、文章読解力、抽象化力など)を伸ばすことができるからです。
日本人が英語を話せない理由は、「会話で使える状態の知識がないこと」にあります。簡単な単語を読めたとしても、それを会話で使いこなせる人はほとんどいない。これはその知識が会話で使える状態になっていないからです。
しかしTOEIC学習を通して、それらを向上させることができる。だから英会話力が伸びるのです。ちなみに先ほど紹介した英語コーチング系のTOEICスクールでは普通のTOEIC学習法と違ったアプローチをします。
先ほど「TOEICスコアは英会話に必要な基礎的な力(単語、文法、音声知覚力、意味理解力、文章読解力、抽象化力など)を伸ばすことができる」と書きましたが、基礎的な力を伸ばすことで、TOEICスコアをのばすというアプローチをします。TOEICに特化した学習はしないのです。それでも3ヶ月で200点上がる。
そして当然ながら英会話力が超伸びます。ですので個人的にはTOEICだけでなく英会話力を伸ばせるメリットを享受できるスクールに通うのもありだと考えています。
まとめ:英語は転職を有利に運んでくれる。
この記事では「英語ができると転職で有利になる理由」を解説させていただきました。結論から言うと、英語ができればあらゆる仕事で有利になります。しかしながら、私の経験上もっとすごいことが起きます。
「英語ができると人生において有利」になれます。
仕事でも平均以上に稼げてるのはもちろんのこと、世界中どこでも好きな場所で暮らせます。また日本社会で暮らすことに窮屈に感じている人は、英語ができれば海外に行くことでそこから簡単に解放されることでしょう。
ですので皆さんも仕事だけでなく、人生という大きな目線で有利な立場を得るために、英語学習を続け、仕事を探していただければと思います。
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